編集者を、西から生む。
関西にはもっと編集者が必要だ。長らくメディアの首都圏一極集中が続き、関西では編集者が育つ土壌が未だない。情報を発信する行為は、あらゆる人に拓かれたが、同時に人智を超えて加速度的に広がる情報量は、改めて「編集」の価値を見直すきっかけになった。
刻々と変化するメディアを乗りこなし、土俗的なスタイルで編集する力が問われている。
これまで編集に携わってきた人もまだそうでない人も「西の編集者」として一緒に腕を組んでいきたい。
理想とする編集者像は、ひとつではないはずだ。
「編集」とは何かを、ともに考えよう。