プロバイオリン奏者安保有美
クラシック音楽が大好きな父とピアノの先生をしている母のもとに生まれた私は、ごく自然な流れで3歳の頃からバイオリンを習い始め、バイオリニストになりました。
音大在学中は決して優秀といえる成績ではありませんでしたが、卒業後に演奏活動をしていく中で、お客様から大変にありがたい、私にはもったいないお言葉をいただくことが多くありました。
自分で言うのも恥ずかしいのですが、私の演奏を聴いて涙を流してくださる方も多くいらっしゃいました。
そんな美しい涙にふれるたびに、さらに人の心に寄り添える音色の追求をすることを、私の一生をかけた「夢」と「目標」にしたいと思ったのです。