コラム【生成AI編】
Xux Column
Adobe Firefly(アドビ ファイアフライ)」とは
Adobe Fireflyは、テキストプロンプト(指示文)を使用して高品質な画像やベクターグラフィックスを生成できる優れた生成AIです。
2023年3月にベータ版がリリースされています。
このベータ版では、画像生成やテキストのエフェクト生成に注目し、クリエイターの創作活動を支援するために開発されました。
日本語でのプロンプト入力が出来る事が便利です。
2025年4月には、Firefly Image Model 4が登場しました。
さらに2025年12月には、OpenAIとの提携によりChatGPT上で直接Fireflyの生成・編集機能を呼び出せるようになっています。
Adobe Fireflyを使えば、デザインスキルが少なくてもクリエイティブな画像やイラストを制作可能出来ます。
インテリア・建築デザイン、Webサイト制作、広告デザイン、ゲーム開発など、様々な分野での活用が期待されています。
また、単独で使用できるだけでなくPhotoshopやIllustrator、Adobe Expressなどの既存のAdobe製品にも機能が組み込まれています。
そのため、AIを使ったオリジナル画像の生成に加えて、Adobe製品を利用するクリエイターの創作活動をサポートし、作業の効率化を助けるという特徴があります。
Adobe Fireflyは、他のAdobeサービスであるAdobe ExpressやPhotoshopのベータ版でも利用できますが、商用利用はできませんので注意が必要です。
Adobe Firefly(アドビ ファイアフライ)」の特徴
・テキストプロンプトから画像を生成
シンプルなテキスト入力から瞬時に完成度の高い結果を生成する事が出来ます。
・著作権の問題をクリアした安全な利用
Adobe Stockの何億ものプロ級の高解像度画像を使って訓練されており、他人の作品やブランドの無断使用を防いでいます。
・多様な機能
画像生成、ベクター再配色、ジェネレーティブフィルなど、様々。・アドビ製品との連携:PhotoshopやIllustratorなど、既存のアドビ製品に統合されています。
・解像度の高さ
生成された画像は、解像度が高く、Webはもちろんのこと印刷にも充分耐えられるデータです。※最大解像度は2000×2000ピクセル。
・多言語対応
100以上の言語に対応したテキスト入力が出来る。などがあげられます。Fireflyは、Adobe独自の生成AIモデルを採用し、Adobe Stockで許諾のあるコンテンツを利用して学習しています。そのため、著作権問題をクリアすることができ企業案件でも安心して利用できます。また、Adobeソフト内での利用が可能なため、利便性が高く、クリエイティブな作業に効果的です。さらに、Fireflyはビデオやベクターなど、さまざまな生成に対応しており、今後も幅広い用途に活用することができます。
Adobe Firefly(アドビ ファイアフライ)」の基本的な使い方
ここでは、「画像を生成 テキストで画像を生成します。」をご紹介いたします。
1.ログインまたはアカウントを作る
まず、Adobe Fireflyのサービスページにアクセスし、右上にある「ログイン」ボタンからログインページに遷移します。既にAdobeのアカウントを持っている方はメールアドレスまたはGoogle・Apple・Facebookアカウントなど登録時に使用した方法で、ログインしてください。またはアカウントを作ります。
2.テキストプロンプトを入力する
Adobe Fireflyへのログインが出来ましたら、利用する機能に移動します。今回は「画像を生成 テキストで画像を生成します。」という機能を使うのでご紹介しますので、トップページにある各機能の紹介の中から、「画像を生成 テキストで画像を生成します。」を選択します。(下記写真)

「画像を生成 テキストで画像を生成します。」を選択すると、画面が遷移します。下部に「生成したい画像の説明を入力してください」と書かれた入力フォームが出現しますが、これがプロンプト(AIへの指示)の入力欄となります。(下記写真)

3.画像の生成・確認
フォームにプロンプトを記入し、「生成」ボタンを押すと以下のようにAdobe Fireflyによって画像が生成されます。
この画像で良い場合は、画像の右上の部分をクリックすると、メニューが出ますので、ダウンロードなどが選択出来ます。
一度生成された画像がお気にめさない場合は、画面下の入力フォームでプロンプトを書き直し、やり直すことが出来ます。
また、生成された画像を基本にテイストやカラーリングを調整したい場合は、画像右側の編集メニューで行えます。メニューには、コンテンツタイプ・スタイル・カラーとトーン・ライト・合成があり、それぞれを変更することでイメージを修正できます。その他、メニューでは画像の縦横比を変更することも可能となります。
上記のように、生成と修正を繰り返すことで、自分のイメージに近い画像を生成していきます。
Adobe Firefly(アドビ ファイアフライ)の機能
Adobe Fireflyではプロンプトから画像生成ができるだけでなく、画像をアップロードして編集することもできます。他にも様々な編集機能が集約されており、高いユーザビリティを提供します。特に注目すべき主要な機能をいくつかご紹介します。これらの機能を使いこなすことで、デザイン制作の幅が大きく広がります。
1.テキスト(プロンプト)から画像を生成
Adobe Fireflyの最も基本的な機能であり、最も革新的な機能の一つが「画像を生成 テキストで画像を生成します。」です。皆様の頭の中に描いているイメージを、簡単なテキスト(プロンプト)で指示するだけで、AIがそれに合った画像を生成してくれます。例えば、「夕日の見える綺麗な海岸」といった具体的な指示を与えれば、まるで写真のようなリアルな画像や、温かみのあるイラスト風の画像を生成することが可能です。画像生成AIの進化を実感できる機能と言えるでしょう。生成される画像のスタイルも、「アート」や「写真」など、目的に合わせて選択できます。プロンプトの工夫次第で、驚くほど多様な表現が可能になります。
2.テキスト効果
入力した文字にAIがテクスチャや素材を適用し、立体的なロゴや見出しを作成する機能です。テキスト効果機能を使えば、普通のテキストに視覚的な効果を与えることができます。例えば、テキストを瑞々しくつやつやにしたり、葉っぱのようなテキスト、氷のようなテキストなど色々なテクスチャを加えたりすることが可能です。この機能は、ポスター、看板、SNS用のバナー画像などに適しており、数分でプロ並みのテキストデザインが作成できます。
3.生成塗りつぶし
生成塗りつぶしは、画像の一部を削除したり、新しい要素を追加したり、画像を拡張したりできる、非常に強力な編集機能です。・背景を生成 AIによる画像生成とレタッチを組み合わせた編集ができます。背景を生成する場合は、画像の背景を選択し、テキストプロンプトを入力することで異なる背景を作成できます。・オブジェクトを生成選択した領域内に新しいオブジェクトを生成できます。テキストプロンプトを入力すると、指定した条件に基づいてオブジェクトを作成できます。・オブジェクトを削除削除したいオブジェクトを選択して、テキストプロンプトなしで削除します。これまでのフォトショップにも削除するツールは色々ありましたが、「生成塗りつぶし」は削除箇所がより自然に馴染むように修正できる、優秀なツールとなっています。・画像を拡張キャンバスを拡張して空白となった箇所に、元画像の雰囲気に合わせた背景を生成できます。イラスト画像などの元の画風を守りつつ拡張してくれますので便利です。・無地のキャンバスに画像を作成無地のキャンバスを用意すれば、Adobe Fireflyのようにテキストプロンプトを使用して画像を生成することができます。
4.生成再配色
Adobe Illustratorのベクターデータ(SVGなど)に対し、テキストプロンプトを入力するだけで、数秒でカラーバリエーションを生成できるAI機能です。色を一つずつ変更する手間を省き、商用利用も可能な高品質な配色の提案を瞬時に行えます。
5.動画生成
生成に特化した機能が搭載されているため、文字や画像だけでなく、アニメーションや動画も簡単に作成することができます。難しい編集ソフトを使わず、FireflyのAIが自動で動画を作成してくれるので、クリエイティブな内容の動画を手軽に制作できます。また商用利用も可能なため、安心安全に使用することができます。簡単にプロ並みの動画が作れ多彩な構図やアングルを選べるのも魅力的です。
まとめ
Adobe Fireflyの魅力が少しは伝わりましたでしょうか。直感的な操作性と高精度な生成力、そして商用利用の安心感を兼ね備えた最先端の生成AIツールです。Adobeのアカウントを所持していれば利用可能なので、ぜひいろいろ試してみてください!














